トリックスター、プロセスと結果

何となく羽目を外したい衝動に駆られることってありますよね。

トリックスターの仕業です。

トリックスターとは心理学でいたずら者といった扱いです。

人間は成長するとともに道徳心や倫理的思考が養われ、他人が不快に思う行動を慎むようになってきます。
もともと心の中に存在するトリックスターによる衝動は日常的には理性によって退けるのですが、時にはこの衝動に乗ってみたくなることってありませんか。

重荷を一時的に少しだけ放棄することで、とてつもない開放感を味わうことができます。

しかしながらこの衝動を理性で退けられている時はよいのですが、コントロール不能に陥ると大爆発を起こしてしまいます。

何か重荷を感じた時にでもちょっと羽目を外してみることでスッキリしますよ。

「ちょっと」といっても常識の半分程度ですよ。

男性はプロセスを重視し、女性は結果を重視するとよく耳にします。
わたしは逆ではないのかと思っています。

目前のことに力を発揮する女性に対し、男性は無頓着に構えることが多い。

プロセスで力を発揮しているのは女性に多いような気がします。

そしてどんな方法であれ結果がよければ満足するのが男性。
しかし、思考においては男性がプロセスを見据え、女性は結果を見据えることが多いようです。

このように思考と行動は逆転していることがあります。

男性と女性の思考と行動が逆であるとしたら、男性が考えたことを女性がやり、女性が考えたことを男性がやることでうまく事がはこぶのかもしれません。

あっち　≪　　　　≫　こっち