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         ドアミラーウインカーは昼間よりも夜間にその能力を発揮している。 
        通常、ウインカーはヘッドライト周辺に位置しているため、ヘッドライトを点灯するとウインカー点滅時にヘッドライトの光が邪魔をして対向車からは確認しづらい。 
        ドアミラーウインカーはヘッドライトの光から離れた位置で点滅するため、対向車からの確認は容易である。 
        また、側方からでもしっかりと認識できる。 
        意外かもしれないが、後方からの認識にも役立っている。 
        最近の車はリアがプライバシーガラスとなっているため、後続車はリアガラスを通しての前方確認がしづらい。 
        そのため、前車から若干横にずらした位置で走行することで、前方の車両走行状態や道路状況を認識する頻度が増している。 
        そうすると視点は車後方ではなく車側方に位置しているため、リアウインカーよりもドアミラーウインカーの方が目に付きやすい。 
        実際、ドアミラーウインカーは側面が若干出っ張っているため、後続車はウインカーの点滅を認識できる。 
        今後、普及すると思われるドアミラーウインカーは安全にもかなり配慮されたウインカーである。  |