ぼやける住職
お世話になっているお寺の住職と一緒に写真撮影をしてもらう時に、
「わたしは写りが悪いよ。それでもよければどうぞ。」
と、住職が発したこの言葉にみんなが笑った。
楽しい方だと思いながら全員微笑みながら写真におさまった。
後日、現像した写真をみてビックリ!
住職だけがピントが合っていないのです。
というよりも、ぼんやりモヤがかかったようにぼやけているのです。
住職が写っている写真はすべてぼんやり・・・・・・。
周りの人々はみんなピントが合っているのに、住職だけなぜ?
撮影時に住職が発したあの言葉は真実だったのです。
この住職、何度も体調を崩して入院や手術をしており、それが自慢の様子。
しかしながら、写りが悪いという意味がこんな写りだとは誰が想像しただろう。
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