無垢とは「清らかでけがれがないこと」、「まじりけがなく純粋であること」。
いつも肌に触れる部分が無垢材であれば嬉しいもの。
最近の住宅は健康にも配慮。
接着剤による健康被害をできるだけ減少させるよう努めている。 無垢の床材(フローリング)は接着剤を使用しない。 極細の釘で一枚一枚並べて固定していく。 合板に木目を印刷した幅広の床材(フローリング)は平らに仕上がる 無垢の床材(フローリング)は大工さんが手作業で一枚ずつ並べていく。 力加減によっては斜めになったり、時間とともに反りが目立ってきたりもする。 熟練の大工さんでも気の使う作業。 写真(上)はまだ釘で固定せず、色の配置や平行の度合いを見極めている状態。
無垢材は床(フローリング)だけではい。
ドア、キッチン、窓枠、下駄箱、回り縁、壁など。
希望に応じて取り入れることができる。
しかし、無垢材は湿気や熱を嫌う。
キッチン周りや脱衣所、トイレ、洗面所の床などには不向き。
無垢材のなかでも「未仕上げ」のものと「仕上げ済み」のものがある。
天然の肌触りを求める方は「未仕上げ」。
汚れをきらう方は「仕上げ済み」を選択。
北米では家の中でもくつを履いて生活することが一般的。
堅木の広葉樹材が床材(フローリング)に使われることが多い。
無垢材も種類が増えて国内の生活習慣に合わせた材質を選べる。
写真のキッチンは天板も木でできている。
メラミン樹脂で耐水加工されている。
水に濡れても大丈夫。
意外と堅く、耐熱性にも優れている。
堅い大理石の天板はお皿が割れることがある。
使用する食器に気をくばる必要あり。
オールステンレスの天板が無難。
大理石もメラミン樹脂も料理直後の熱いフライパン等を直接置くと変色する。
取り扱いには十分注意。
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