車内は不思議と機能的で高級感すら漂わせるつくりをしている。
ステアリングは本革のようなしっくりと手になじむ感触ではなく、まさに実用性を突き詰めたグリップ感。
実に滑りにくく操作性を高めたハンドルとなっている。 独立3眼ホワイトメーターの視認性はよく、オーディオやエアコンのスイッチ類も機能的に配置され、うまく曲線で表現したユーモア感のあるデザイン。
随所にメタリックカラーを取り入れ、スポーティ感を演出しているのも最近のホンダ車の特徴。
このメタリックカラーの効果はかなり高く、スポーティ感だけでなく車内を明るく見せる効果や、各パーツの視認性を高める効果も持っている。
エアコンの温度調節ダイヤルなどは無段階ではなく、適度な硬さで段階的に調節でき、操作性がよい。
シフトノブの操作性も快適で、適度な力加減で違和感がない。
スポーティでありながらも高品質感があり、実用性も持ち合わせている不思議なインテリア。 スモールカーでここまでやるのはホンダらしいと思わず納得する車に仕上がっている。
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