エアフロー

シビックハイブリッドMXSTの吸気周辺は制御バルブやセンサーでかなり賑わっている。

CVTケース上部にはエアクリーナーボックスから伸びた丈夫そうなエアフロー管が覆いかぶさっている。

スロットルバルブはDBW（ドライブバイワイヤ）方式のため、長いスロットルワイヤーは見当たらない。

しかし、センサーやホースがあちらこちらに配置されている。

VTECの制御バルブであろうか、センサー類もスロットルバルブ隣にあるため、見た目では混雑しているように見える。

この付近にもホンダイズムが復活してきた印象が強く感じられる。

シビックハイブリッドMXSTにはEBD付きABSが装着されている。

EBD（電子制御制動力配分システム）付きのABSということで、急制動時でも安定したブレーキングを約束してくれる。

また、VSAが全車標準装備のためABSに加えてTCS（トラクションコントロールシステム）と、横滑り抑制機能が備わっている。

TCSにより発進時のタイヤの空転を抑え、旋回時の横滑りを抑制して車体が安定するようにコントロールされる。

これもDBWとEBD付きABSがあっての安全装備だといえる。

この付近もギュウギュウ詰めですね。ホンダイズムです。

シビックハイブリッドＭＸＳＴのエンジンサイドマウントは丈夫そうなアルミ製パーツと結合されている。

なかなか美しい仕上がりに見とれてしまう。

ハイブリッド車は頻繁にエンジンの始動と停止を行うため、マウントの性能は重要である。

シビックハイブリッドMXSTはエンジンの振動がほとんど感じられないほどよくチューニングされている。

あえていうならば、少し強めの制動時にエンジンストップした瞬間、振動をやや感じる程度。

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