負の効果
中学時代の数学でこんな変形を教わった。
(X−Y)=−(Y−X)
左辺をマイナスでくくると右辺になる。
別の言い方をすると、プラスのXからマイナスを取り出すとマイナスになり、マイナスのYからマイナスを取り出すとプラスになる。
このように解釈すると、プラスであるXさんからマイナスの要素を取り出すと、プラスだったXさんはマイナスになってしまう。
また、マイナスであるYさんからマイナスの要素を取り出すと、マイナスだったYさんはプラスになる。
すこし心理学的になってきましたが続けてみましょう。
調子のよいXさんから不満を取り除くと、Xさんは不調になる。
また、不調のYさんから不満を取り除くと、Yさんは好調になる。
逆に右辺から左辺を見ると、好調なYさんに不満を与えると不調になり、不調のXさんに不満を与えると好調になる。
まとめると、好調な人に不満は厳禁で、不調な人に不満は効果的ということになってしまいます。
こんなにうまくはいきませんよね。
でも中学時代の数学はこんなことを表していたのかもしれないと思っちゃいました。
エヘ。
|