低温で水素
今年に入ってからでしょうか、某有名私立大学工学部が世界初の低温での水素の取り出しに成功したそうです。
この研究成果は世界的にも注目されており、今後の日本のエネルギー資源だけでなく世界のエネルギー需要を満たしてくれそうです。
ベンチャー企業との共同研究ということらしいのですが、水から加熱により水素を取り出すには水を2000度もの高温にしなければならず、加熱に要するエネルギーが問題でした。
今回の研究結果によると、水を700度に加熱して特殊な触媒に通すだけで水から水素を取り出せたそうです。
加熱に必要なエネルギーの4倍ものエネルギーの水素が取り出せたというのです。
2年後の実用化を目指しているそうです。
やはり時代はエネルギーも水資源に頼っていくしかないようです。
しかしながら、3分の1の温度で水素を取り出せたことを考えると、かなりの低温ですよね。
水素といえば電気分解を想像してしまいますが、低温での熱分解が可能というのは世界初の快挙だそうです。
水素エネルギーの時代が迫ってきています。
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