医療用携帯
某放送局の番組で「コード・ブルー」というドクターヘリのドラマがあった。
ドクターヘリというよりも若い医師たちの緊急医療現場でのさまざまな葛藤が見所であった。
このドラマの中で使用されている携帯電話がある。
最近は医療現場でも携帯電話を持つ医者が多い。
電磁波の影響で医療機器が異常となることを防止するため、病院内では携帯電話の電源を切るように指導されている。
しかしドラマの中では堂々と携帯を身に付けている。
実はこの携帯電話はPHS。
PHSは通常の携帯電話よりも電磁波が弱く、人体や医療機器への影響も小さいことから病院内の携帯電話として採用されている。
医療用PHSとしてさらに電磁波を弱めた専用品が実際の病院でも使用されているという。
思い起こせばウィルコムのCMで、入院している母親が病院のベッドの上で家にいる娘と携帯で話している場面があった。
「コード・ブルー」でもウィルコムのPHSを使用していた。
PHSと知らずに病院でも携帯電話を使っても大丈夫なんだと思わないようにしてもらいたい。
|