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MHD発電(電磁流体発電)

発電機にはフレミングの右手の法則が利用される。

フレミングの右手の法則は、磁界中を帯電した粒子が流れると起電力が生じる。

石油や石炭などを燃やすと、その燃焼ガス中にいろいろなイオンが含まれているため、これを超伝導磁石などの強い磁界の中に通すことで電気を取り出すことができる。

これを電磁流体発電(MHD発電:Magneto-Hydro-Dynamic power generation)という。

MHD発電は発電機を使用する方法よりもエネルギー変換効率に優れているため、火力発電所の燃焼ガスを利用して効率アップさせられると期待されていた。

通産省のムーンライト計画などでも巨額の研究費用を投じて開発が行われていた。

しかし、大手の東芝や日立製作所なども研究開発から撤退してしまった。

原因は、高温流体に長期間、電極が耐えられないという欠点が改善されないことだという。

長期間でなければ発電効率のよい特性を利用できるとして、現在は軍事用としての研究が進められているそうだ。

MHD発電は流体にイオンが存在すればよいので、海水や液体金属などを利用して発電させる研究は現在も続けられている。

また、航空機用のスクラムジェットエンジンMHD発電システムもアメリカで進められている。

これは極超音速機搭載型MHD発電システムだそうだ。

近未来型の発電システムはMHD発電以外にも多く存在する。

発電する技術が将来もっと多くの手段で行える日がくることで、人間社会は電気というエネルギーを利用し続けることができる。

電気がもっと必要になる時代がやってくるとすれば、現在の石油に頼った発電では不安である。

代替エネルギーとして有力なのは核分裂を利用した原子力発電となってしまうが、遠い未来的には地球上で核融合発電が行われる日が来るかもしれない。

その前に地球内部のマグマを利用した地熱発電が行われているかもしれない。

掘削船「ちきゅう」は、マグマまで掘削できる能力をもっていることから可能な発電方法となりうる。

とにかく人間社会を維持するにはエネルギー資源が必要です。

エコや省エネはあくまでも現存するエネルギー資源を1日でも長く引き延ばす手段でしかない。

新エネルギーの確保こそが次の社会をつくりだす最有力課題である。

MHD発電も身近な発電機として利用できる日が来ることを願うばかりだ。

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