130億年前のビッグバン(大爆発)によって始まったとされる宇宙の膨張。
天文学者として有名なエドウィン・パウエル・ハッブルが銀河(星雲)のスペクトルを調べて波長が長くなっていること、つまり銀河が我々から遠ざかっていることを発見した。
宇宙の膨張は、距離(r)の遠い銀河ほどスピード(v)が速く、v=Hr
(Hは定数)の関係にある。
この
v=Hr
(Hは定数)の関係における膨張は、どこにいてもそこを中心に同じ法則が得られることが証明されている。
この宇宙の膨張は今後どのように変化していくのだろうか?
物理学では膨張を妨げる万有引力と膨張のスピードとの競争になると考えられる。
宇宙の質量が小さいと永遠に膨張し続けることとなり、質量が大きいと膨張はやがて止まって収縮に入る。
最新の研究では「膨張速度がしだいに減速している」といわれています。
ある一点からの大爆発によって生じた宇宙の膨張速度が減速しているということは、そのうち収縮に転ずるのでしょうか?
再び一点へ戻っていくとしたならば、これこそ宇宙最大のブラックホールということになってしまいますね。
ということは、宇宙は膨張と収縮を繰り返しながら新たな銀河、惑星、生命体をつくりだしていく事となる。
ということは、現在の地球は生命体が存在しやすい環境に位置していることとなる。
要するに、地球環境はそこに住む生命体がコントロールできるほど柔ではなく、地球環境は刻々と次の環境へと変化を遂げていっていると考えるほうが自然である。
地球の生命体が進む道と、地球自身が進む道には大きなズレが生じているのでしょう。
もっと地球の進む道を知り、順応することも大切なのではないでしょうか。
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