現代の日本人の多くは流行に乗り、周囲を気にしながら行き当たりばったりの人生を送っている。
どのような人生を送るべきかを考えることや自分の美学とは何かを問う行為がなければ信念もなく品格もなく生き続けることになる。
しかしながら経済的に困窮していると目先の生活にとらわれてしまう。
自分の信念や品格というよりも、ただ人生を渡っていくための衣食住に意識が先行してしまう。
ある程度の信念や品格を身に付けるには相応の資産がなければならないのかもしれない。
自分の利益だけを追求する生き方に賛同する者は少ない。
自分のことだけを考えている人を偉人とは呼ばないからである。
世間では他人のやったことまで自分の手柄にするような人間が多いが、そうした俗者とは一線を画し、自分の信念と品格で人生の美学を追求し続ける人間が多くなれば、日本は弱体化を克服して世界のリーダーとして活躍できるはずである。
強靭な精神力で闘志を燃やして自分の信念を貫くことができたなら、きっと人生の美しさを実感できるのではないだろうか。
自分の先見性とリスクマネジメント能力に自信があるならば、あらゆる危機を乗り越えることが可能であろう。
だが、危機管理の多くは危機が生じてから対策を打ち立てるという後手の対策が蔓延している。
危機管理は実際に危機が発生してからでは手遅れである。
危機管理は将来を予測することが第一歩だからです。
世界の市場を過小評価することなく正確に未来を予測し、照準を定めて努力し続ける。
そこにこそ自分なりの生き方をしっかり持ち、不屈の精神を育むことができる環境があるのではないだろうか。
先見の目をもち、社会貢献をしていく者が増えれば日本は世界に先駆けたパラダイス大国の地位を確立するだろう。
現在でもパラダイスとなってはいるが、弱体化したパラダイスである。
世界をリードするパラダイス大国となるには全国民の信念や品格が備わらなければならないだろう。
世界の歩調にあわせるのではなく、世界の未来を予測して社会貢献をすることで日本をパラダイス大国にできるのです。
こう考えると、自分の人生の美学こそが現代のストレス社会問題をも解決し、個々が偉人であるという認識のもとに充実した人生を歩むことができると思いませんか。
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