パフォーマンスのよい仕事をするにはどうすればよいのか。
人間の体内時計は太陽と関係しているため、陽の光を浴びることで脳が覚醒します。
さらに朝食をしっかり食べて血糖値を上げておくことで疲れない状態をつくりあげます。
この準備こそが”できる社員”になる一歩なのです。
職場では疲れがない午前中にできるだけ重要な仕事をするように心がける。
そして夕方に向けて重要度の低い仕事へと移行していくのが効率よく仕事をするコツです。
そうはいっても自分のペースで仕事をすることが難しい環境にある場合もあります。
そんな場合にも最初の準備ができていれば午前中にチカラを発揮するよう意識して仕事をすることです。
昼食後は午前中の疲れがでてきますので全体的に仕事の能率は低下してきます。
夜に会議などを行なうと効率が悪く、体も頭も疲労している状態でよいアイデアはでません。
しかも興奮状態で帰宅すればイライラして寝つきも悪くなり、体調を崩しやすくなってきます。
仕事上、夜働かなければならない場合や不規則なシフトの場合は体を生活リズムに順応させるしかありませんが、夜型の場合はできるだけ陽の光を浴びることができる時間に起床するよう心がけて起きましょう。
不規則シフトの場合は、勤務明けにぐっすり眠ることが大切でしょう。
仕事の疲労を取り除くには体の体調を整える睡眠が効果的です。
よい眠りが優れたパフォーメンスを生み出しますので、質の高い睡眠をとるよう工夫してみてください。
医学的に質の高い睡眠をつくりだすには、有酸素運動とリラクゼーションといわれています。
仕事に行く前に運動をする方もいらっしゃいますが、午前中のパフォーマンスのためには体力を消耗しないように注意が必要です。
夕方に週に2〜3回、30分程度の有酸素運動を行なうのが効果的です。
夜型から朝型に生活リズムを切り替える場合には、早く寝て早く起きるという考え方よりも朝早く起きることだけで自然とリズムが変わってきます。
”できる社員”になるには、陽の光と仕事前の食事、そして質の高い睡眠が第一歩なのです。
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