1999年(平成11年)にドイツのブラウン(BRAUN)が発売したシェーバーヘッドのアルコール洗浄システム。
剃り味の維持という新しい常識を提案したこのシェーバーヘッドの洗浄・充電・乾燥を自動的に行なうこのシステムは利用者に大きな支持を得た。
このアルコール洗浄システムはエチルアルコール(91%)を主成分として潤滑剤、香料を含んだ内容量170mlのカートリッジを洗浄機に装着して使用する。
このカートリッジは1個で30回洗浄が可能であるわけだが、1ヶ月間毎日使用すると洗浄液がなくなってしまうため(当然ですが)、カートリッジ交換する必要があります。
現在、専用洗浄液カートリッジは2個入り(CCR
2 CR)と3個入り(CCR 3 CR)が発売されている。
このカートリッジに記載されている注意書きの中に「カートリッジは常に閉めておいてください」とある。
試しにカートリッジを洗浄機に入れたままの状態と、使用後に洗浄機からカートリッジを取り外して蓋を閉める状態で比較してみた。
結果は後者の使用後に蓋をして閉めておくほうが長持ちしました。
洗浄液はアルコールですからどうしても揮発してしまうのでしょう。
さらに次のような実験を行なってみました。
使い終えたカートリッジにはまだ洗浄液が底部に残っていますので、この状態で蓋を閉めて保管しておき、次の新しいカートリッジ終了後に前回使用したカートリッジに残った洗浄液を足し加えました。
すると使用済みのカートリッジがもう一度利用できる状態になります。
足し加える時にコーヒー用のフィルターを利用してろ過しておくとよいと思います。
使用後は蓋を閉める習慣と残った洗浄液を足し加えるダブル効果で2個が3個になり、3個が5個になるというお話でした。
洗浄したいのだけれどカートリッジがなかなか買えなくてというお悩みの方にオススメの方法です。
ということで、私もブラウンのシェーバーを利用させていただいています。
|